
鳥取県のこいし屋さんから
木のぬくもりを感じる素敵な土台に
私の刺繍を施した針山を・・・と
昨年、嬉しいお話をいただきました。
毎日ちくちく作品作りをしていて
わたしにとって必須アイテムの針山。
お声かけていただいて針山の制作は、はじめてです。
六角形の珍しい形は銘木工房ゆら木さんが作られたもの。
こいし屋さんがオーダーされた六角形の土台は
木のことを知り尽くした銘木工房ゆら木さんだからこその作品。
やさしさのある形、素敵です。
試作を始めることとなり、店主さんから土台と待ち針を一緒に送っていただきました。
小包をOPENして、2点の作品を手にした瞬間、
小さなちょうちょ(待ち針)が針山に遊びにきたような
そんな針山を作りたいと思いました。
湧き出てくるイメージを形に。。。
けれど、何か違う。
色を変え、デザインを変え、ちくちく。
けれど、何か違う。
時間をかけて何個も作りました。
デザイン考え中に、ふと、、、
土台の穴が浅めだったので、針がしっかり刺さるように
針山部分に高さがあった方が使いやすいはず。
そう思って、中の綿の形から決めました。
その後、針山部分の高さを生かしたデザインを。。と
試作しました。
ステッチを組み合わせて、どの角度から見ても花が見える、花畑のような
針山が誕生しました。
リネン地と刺繍糸の組み合わせは無限です。
お取扱されている作品の雰囲気に合うように、色選びしながら制作。
最後まで悩みに悩んで、試作品を数点作り上げ、
店主様に、選んでいただき写真の針山に決定しました。
嬉しいことに、私の一押しと店主様の選んだデザインが一緒でした。
名前は「小花(cocca コッカ)」です。
小さなお花が咲く花畑、小花(コッカ)です。
ネーミングがかわいらしくて、お気に入りです。
小花(コッカ)と名前を言っていただけたら、嬉しいです。
7月14日より、こい屋さんのオンラインショップで販売いただいています。
手仕事の相棒に針山をお探しでしたら、ぜひ候補に。
よろしくお願いいたします。
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